おひゃのブログ

3人の男の子を育てながら働き続けるママの気ままな日記

産休中も社会保険料が免除に! でももっと別の金の使い方があるんじゃない?

最近は、出産・育児に関しての金まわりがよくなってきたようですね。

年金について - 産前産後休業保険料免除制度 | 日本年金機構

9年前に長男を出産した時は、産休中の保険料免除はなかったし、育児休業給付金も標準報酬の30%程度。それが今や、産休も育休中も保険料は免除になるし、育児休業給付金は50%(6か月間は67%も!)だし、子供が3歳になるまでに標準報酬が下がっても標準報酬は高いままだし(つまり年金が沢山もらえる!)。すごい羽振りのよさというか、ばらまきというべきか。

なんかね、お金はもらえないより、もらえるほうがもちろんいいんだけど、金もらえるからって理由だけで子供産もう、仕事続けようって思うものなのかな?育児休業中に収入があるのはとても助かったのは事実。でもそれが女性の継続雇用に直結するか?というとそれは別問題だと思う。

出産・育児を経験している女性であってもスキルアップを図り、バリバリ仕事をしたいと思っている人はとても多い。そしてもちろん、仕事はそこそこで、言われたことだけをやり、定時にはきっちり帰り、家に仕事は持ち帰らないと割り切って子育て重視になる人達もいる。今、継続雇用への補助が必要なのは前者の人達なのではないか?前者に該当する人達は、産休・育児中の手当の厚さより、子育てしながらでも出産前と同様に能力を発揮できる場を求めている。残念ながら、このような女性達に理解のある職場はまだまだ少ない。

日本企業のトップはほぼ男性だし、嫁は専業主婦だろう。そんな奴らが持っている、子育て中の女性についての固定概念を払しょくするような施策や政策に金を使って欲しいものだ。