なでしこジャパンのアジアカップ準決勝、久々にいいもの見たよ

昨日、サッカー大好きの長男がなでしこジャパンのアジアカップ準決勝を見ていたので、何気なく一緒に見ていたら、目が離せなくなってしまった。。。

同点で延長に突入した時、会場の気温はまだ30℃もあり、既に両チームの選手はバテバテ。でも皆全力で走るんだよ。もう全然足なんか動いていないのに、ボールが自陣にくれば全力で守るし、カウンターのチャンスがあればガンガン攻めるし!　

延長も後半に入ると、足が痙攣してしまう選手も出てきて、見てるこっちも辛くなってきた。解説の人（誰だったんだろう？）は日本人選手に感情移入しちゃって、だんだんわけわからんことを口走るようになっていた。でもこういう解説、自分の感情と同調する時はすごくいい。一緒に盛り上がっている感じがするからね。

中国の選手は、本当に辛そうだった。コート外に出たボールを走って取りに行くこともできず、遅延行為として注意を受けても、改善する気力もなく、「早く、終わってくれ～」という心の叫びが聞こえるようだった。そりゃそうだろう、2時間もクソ暑いコートの中を走り続けてるんだもん。

でもでも、そんな中でも、大和撫子達はあきらめないんですよね。誰しもPKに突入するとあきらめかけた最後の最後で、逆転ゴールって、格好良すぎるでしょ！！

あと、試合後のインタビューで川澄選手のコメントがまたすごかった。「楽しかったです♡」って言えんだろう、普通。こんな苦しい試合終わった直後に。男子サッカーのインタビューでは聞いたことがないぞ。

逆境すら楽しみに変えてしまえる、そんななでしこジャパンって素晴らしいよ。同じ日本人女性として見習いたいし、尊敬します！

ちょっとくじけそうな日々だけど、諦めずにがんばろと思う。ありがとう、なでしこジャパン。決勝もいい試合期待しているよ～。