lean in
Lean In: Women, Work, and the Will to Lead
- 作者: Sheryl Sandberg
- 出版社/メーカー: W H Allen
- 発売日: 2013/03/12
- メディア: ペーパーバック
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読みました。原書で。半分ぐらいしか理解できていないかも。
でもでも、とっても面白かった!米国は実力主義だし、男女平等的な考えも日本より進んでいるはずだし、と思っていたが、いやいや、ステレオタイプな人間は依然として多く、女性の社会進出に対して大きな障害になっているらしい。特に印象的だったのは、リーダーシップをとる男は称賛されるが、女は嫌煙されるということ。日本でも大いに該当します。このような状況は幼少時からみられる傾向で、子供の頃から大人達にすりこまれることによってより助長されているのではないだろうか?
私自身、小学校の頃は格好良く言えば、リーダー的な存在、もっと平たく言えば”仕切り屋”だった。小学生の頃の男の子って子供じゃないですか?女の子の方が精神的には大人で、必然的にリーダー的な存在も女の子に偏ると思う。でも、そんな状況を世間は認めようとしないんだよね。”女の子が仕切るなんてみっともない”、特に私の親が持っていた感情はこんな感じ。父親ではなく母親の社会に対する姿勢が、女性の社会進出を抑制させている、もしくは社会進出を抑制するようにすりこんでいる可能性は否定できませぬ。
がんばって皆をまとめたりしているのに、”みっともない”扱いされたら、どのように成長するのでしょうか?これでいいのかと自問自答するようになり、自分はみっともないことをしているのだろうかと疑心案議になり、社会に出ても一歩引いてしまうのではないだろうか?
それでも、世の中を変えていくことができると信じ、鼓舞してくるシェリル・サンドバーグさんの意見には大いに賛成します。小さな一歩だけど私も少しでも女性の社会進出に力になれるようにがんばろうと思います。